kindleの良いところ

学生時代にはよく本を読んだ記憶があるが、記憶に残っている本は少ないように思う。本を買うために本を売るというサイクルをしてしまったせいで手元に残っている本も少ない。

そして最近はKindleを使用しているので、紙の本を買う機会もだいぶ減ってしまった。

Kindleの良いところは何と言っても物質量として嵩張らないところだろう。紙の本を好きという人の中には紙のにおいとインクのにおいと質感と…とあがるかもしれないが僕にはこだわりがない。あえて述べるとしたら、僕は栞紐が嫌いだ。紙の本を読む際はページ数をメモしているので栞は使わない。文庫本を買うと2-3枚の栞を挟んでくれる本屋があったが、最近はどうなのだろう。それとカバーというのは日本独自の文化らしいが、電車や公共の場でもkindleであれば気兼ねなく読める。別に何を読んでいるか知られても構わないし、そもそも何を読んでいるか気にされるというのが少し自意識過剰な気さえする。また夜眠る前に読むというのも、バックライトのおかげで体制も気にすうることなく読める。

逆に気になることはあるだろうか。10頁前に遡りたい、などというときは若干煩わしいかもしれない。

ぱっと思いつくのがそれくらいということは、だいぶ僕はkindleの恩恵を受けていると考えて良いだろう。